住宅ローンの支払に苦しむ
マイホームローンの借金返済が困難になって苦しんでいるという話をたまに聞くことがあります。
ですが、家の様な高額商品を購入する場合には、しっかりとした返済計画を立てているはずです。
毎月○万円、夏と冬のボーナスの時には○万円と計画を立てたはずです。
にもかかわらず、借金の返済が難しいというのはどういった事なのでしょうか。
新聞の折り込みチラシに入っているマンション販売では、返済は毎月○万円と書かれています。
それを見た方は、賃貸アパートだと毎月お金を払っても資産とはならないけど、マンションの購入なら資産となると思って購入を決めることが多いです。
ところが賃貸物件と自分のマンションでは、税金、その他の扱いで多々異なります。
自宅の場合には、賃貸にはなかった固定資産税の支払いが必要になります。
評価額の高い土地や建物に住んでいると固定資産税は年間１０万円を超えることも珍しくありません。
初回はまったく用意をしていない方が多く、急に請求をされて固定資産税を払えないという事態になることがあります。
また、マンションの場合は管理費と言うのが必要となります。
公共スペースの電気代や清掃代として徴収されるお金です。
さらに修繕積立費があります。
建物は時間経過とともに外壁などが傷んできます。
その修理代の積立金です。
マンションのチラシには、管理費と修繕積立費のことについても大抵は書かれていますが、小さい文字でチラシの隅に書かれていることが多いので、つい見逃してしまいます。
家の購入は諸経費も考慮に入れる事
マイホームローンの返済で苦しいと感じている方は、予想外の固定資産税やマンション管理費の支払いが要因となっているケースが多いです。
また、賃貸時より部屋が広くなり、その分暖房費や照明による電気代が増えることもあります。
年間の支払額を考えると賃貸より持ち家の方が、ずっとお金が必要となることが多いのです。
家を買ってから返済で苦労をしない様に、家の購入費以外の諸経費の負担も考慮に入れた上でローンを組む必要があります。
